内田 樹 名越 康文
新潮社 (2005/04/15)
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対談本です。
対談本は、結局が何がいいたいのか、論点がよくわからなくなるのですが、
この本は、対談本の悪いところは、とっても出ています。
まず、表題である14歳という所が、本では、ほんの少ししか、ふれられていません。
問題に対して、例をあげて、カフカがどうの、カミュがどうの、博識ぶりはわかるのですが、
結局、どのような方向性をもって対応していくかという一番重要なところが、さらっとしかいっていないし、納得できる内容ではありませんでした。