たけちゃんのメモっとこう３

アメリカで犯罪が減少した理由。

大相撲で、７勝７敗の力士の勝率が高い理由。

ヤクの売人の仕組み

など、あまり考えていない視点から、いろいろな状況を説明しています。

経済学というのは、このようなこともやっているのか、と驚きでしたが、面白く読めました。

本が結構厚いのですが、最後は、ちょっとだれ気味になってます。

内容を集約すれば、もっと読みやすくなるのですが。

会社が発行する損益計算書やバランスシートの内容を、投資の視点でどこに注目するかわかりやすく書いてあります。

ＲＯＥやＲＯＡやキャッシュフローのバランスが重要と書いてあります。

私は初心者ですが、わかりやすく書いてあると思いました。

読んだあと、早速、自分の勤めている会社を、この本で指摘されている観点でチェックしました。

すると・・・よい会社状態でもなければ悪い会社状態でもなかったです。

この本にはYahooファイナンスと連動するソフトも添付されているのですが、これは使いづらいです。

私の場合は、使いづらいどころか、うまく動かなかったです。

このソフトが、動けば、もっと印象がよくなったのですが。。

世界の業界ごとの企業番付が書いてあります。

思ったのは、イギリスの企業が多くの番付で上位になっています。

日本よりも、多く出ていますね。

日本は、世界第２位の経済大国といわれて、いい気になっていますが、番付的にはたいしたことは無いですね。

銀行のＨＳＢＣ

保険のアヴィヴァ

宇宙・防衛のＢＡＥ

石油のＢＰやロイヤルダッチシェル

非鉄金属のアングロ・アメリカン

トイレタリーのユニリーバ

薬のグラクソ・スミスクライン

広告のＷＰＰ

ホテルのインターコンチネンタル

斜陽といわれたイギリスですが、企業をよくみるとあなどれません。

期待はずれでした。

江戸時代の商人の話を深堀して、その考察を今後の日本企業の指針にするような内容を期待していました。。

今の状況をそのまま説明しているだけです。

IBMに続いて、GEの元CEOが書いた自伝です。

読んだ感想は、私には、とてもGEの社員は勤まりません。

おそろしい経営者です。

すべての会社がこんな風になっていったら、世の中は滅びます。

本の通りなら、GEの中の雰囲気って最悪だと思うんだけど、実際どうなんだろう、興味があります。