吉田 典生
祥伝社
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おすすめ度の平均:
着眼点は良いのだが
読みやすいビジネスコーチングの本
タイトルは目をひくが。。
他人を変えることよりも自分を変えるほうが簡単
上司が変わらない企業では参考になりにくい
なかなかよい本でした。
気になる点をメモっておきます。
・上司は優秀だという思い込みを捨てよう
・上司は選べないが、接し方は選べる
・部下力には、コミュニケーション能力が必要
・部下力は、貢献力と批判力のバランスで決まる
・「従属者」「破壊者」「逃避者」「実践者」そして目指すべき「協働者」「共創者」がある
・いつも上司にすり寄って安心しているのが「従属者」
・上司や会社への不満から抵抗が自己目的化しているのが「破壊者」
・諦めの境地から消極的対応に終始しているのが「逃避者」
・そこそこの批判と貢献で行動のバランスをとりながら形式主義に落ちやすいのが「実践者」
・成果を上げるために、貢献と批判を十分に使い分けるのが「協働者」、バランス型・貢献型・批判型がある
・上司との最善のコラボレーションを常に実現するのが「共創者」
・自分がどのように貢献力と批判力を使っているかつかみ、上司と良い関係を築くための課題を明らかにしよう
・「イノシシ型」は、大事なことは、遠慮なく直言する
・お調子者は、緻密な作業や計画的な行動が苦手。その弱点を補う
・気弱で物静かは、急がずに落ち着いて接する
・人間味ゼロは、論理性を磨くためのロボットとして有効活用を
・仕事丸投げには、できない理由を具体的に説明する力をつける
・成り上がりは、部下を警戒する。育ててもらうことを期待せずに自分で小さな目標をみつけて、セルフコーチングする
・カリスマ上司は、自分で考えることを維持する
・上司は部下の話を聞けない。だから部下がもっと聞くことから新しい関係づくりを
・上司の言葉にある事実と解釈を区別する
・ホウレンソウに確認力を加える
・上司が発する言葉以外にメッセージにも敏感になる
・打たれない出る杭になるために、質問力を磨く
・まず自分がコントロールできることに意識を向けて行動する
・部下として最善を尽くしたという達成感、完了感をもって、次のステップに向かう
・自分で高い基準をもって行動する
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