神田 敏晶
ソフトバンククリエイティブ
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序章「ウェブの進化より大切なこと」
ウェブ進化論に対して挑戦的な題目です。作者の言っていることは、技術を深く知ることはない。別にネットのあちら側でも、こちら側でも知ったこっちゃない。大切ななのは、Web2.0で、どのように人間の行動が変わるか。だといっています。
1章「結局Web2.0とは何なのか?」
オライリーのWeb2.0の定義よりも、よりユーザよりのWeb2.0の定義を書いています。
もちろん作者の主観です。
2章「マスメディアからCGMへ」
この章がこの本で重要です。
消費者の行動が、実際に物を購入する前に検索と比較を行うようになったといっています。
CGM=Consumer Generated Media、消費する人によって、生み出されるメディア
簡単に言えば、市井のおっちゃんが物を買った感想を、価格.comに書くことです。
↑これが、どんなCMよりも一番重要になってきているということです。
テレビのCMは、HDDレコーダーのCMスキップもあって、どこまで効果があるか疑問。。。
我が家も、ほとんどTVは、HDDレコーダーで見ていて、DefaultでCMスキップしています。
3章「ブログ・SNS・ボッドキャストの媒体力」
ブログ・SNS・ボッドキャストの威力ってすごいんだよーーって言ってます。
4章「ビジネス2.0をデザインする」
いままであげた状況から、ビジネスにどう生かすかを書いています。
この章も重要。
どこでも使いたいよね。
共有から何かが生まれるよね。
自動で行って欲しいよね。
製品レビューっを利用したいよね。
マスとニッチって変わるんじゃない。
以上にあげたコンセプトからビジネスを考えたい。
5章「好きなことを仕事にする」
作者の自伝です。
6章「Web2.1への宿題」
進化が激しいので何が起こるかわからない。
著作権ってやっぱ問題だよね。
みたいな課題を上げています。
以上ですが、重要なのは、2章と4章です。
2章は現状はこんな感じですよ。
4章はこんなコンセプトがいいのかな。
ということです。
web進化論のように、何回も呼んで行間から読み取るというような味はないです。
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